読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

パリの格安ホテルでシングルルームなら最安値は4000円が限界か。

短期旅行やホテル込みのパック旅行ならホテル代はあまり気にならないが、問題はある程度の長期滞在で、ホテルの部屋を予約しなければならない場合。

特に一人旅行で、現地に宿泊のあてがない場合、いかに安く快適な宿を探すことができるかに節約旅行の神髄がある。

今回は、パリでなるべく安いシングルルームを探す。

ホテル込みではない格安航空券を購入した場合は宿探しが大変

まともなホテルに一泊すると、安い場合でも5000円以上は宿泊費がかかるし、ある程度グレードの高いところになると余裕で1万円は超えてしまう。

予算に余裕がある旅行や、滞在日数が3日や4日の短期旅行なら多少高くても気にならないが、節約旅行ではホテル代は最大の問題となる。

1泊8000円のホテルに7泊する場合、総額56000円となりかなり大きな出費となってしまう。

中国東方航空の最安便が55000円ほどなので、ほぼ航空券と同額である。

これなら、ホテル代込みで、もう少し航空会社のグレードが上がるパック旅行を購入したほうが良いかもしれない。

今回は、中国東方航空の格安チケットだけを購入したという前提で、ホテル代をなるべく安く抑える方法を考えてみたい。

もちろん、安ければ安いほど良い、というわけではなく、最低限の宿泊環境は確保するのは前提である。

ユースホステルなら2000~3000円もあり。ただし一部屋4人から10人

一泊の宿泊費の安さだけを感がるなら、ユースホステルが文句なしにオススメである。

何しろ、一泊2000円から3000円で宿泊できる。

フリーWifiもほぼ当たり前のようについているし、朝食が無料で食べられる宿もある。

また、一部屋に4人から10人が宿泊するので、他の外国人旅行者と仲良くなることもできるだろう。

宿泊費の安さに加え、国際交流を求めているのであればこれ以上ない選択肢だ。

ただし、夜はゆっくり一人で休みたいという場合には、この条件はなかなか辛い。

特に30歳を過ぎた引き込もり気味の著者にとっては、旅行中の宿では一人でくつろぎたい。

また、受付に荷物を預けることもできるとはいえ、基本的には所持品は自分でしっかりと管理する必要がある。

それに、同じ部屋の宿泊客がフレンドリーな人や紳士的な人であれば問題ないが、そいうった人ばかりではないのも問題だ。

格安ホテルのシングルルームを探す

そういうわけで、ドミトリーやユースホステルが嫌な人は、格安ホテルのシングルルームを探すことになる。

気になる宿泊費だが、普通に探すと一泊6000円以上のものがほとんどだ。

しかし、著者が根気よく安い宿を探した結果、一泊4000円程度の宿を見つけることができた。

時にはとんでもないプロモ価格でもっと安いシングルルームもあるかもしれないが、通常は1泊4000円がほぼ最安値と言えるだろう。

ちなみにこれは一人用シングルルームの値段なので、ツインルームを二人で利用すれば一人当たりの宿泊費はもっと抑えることができる。

この辺の事情は日本と同じなので、友人同士、あるいは恋人で旅行する場合は、ツインを探すと良いだろう。

 

パリからヨーロッパの各都市へ移動するならバスが最も安くてオススメ(ただし時間はかかる)。

ヨーロッパの都市間の移動は、飛行機を使おうが鉄道を使おうが、日本の都市間の移動と比べると料金が安く、また所要時間も短いのが節約トラベラーにはうれしい。

中でも屈指の安さを誇るのがバス。

日本でもバスは最も安い交通手段であるが、ヨーロッパのバスの安さは同じ物価水準の日本と比べてとても安い。

例1.パリからブリュッセルまでなら片道9ユーロ

例えばパリからベルギーの首都、ブリュッセルに行くのであれば、最安値はなんと片道9ユーロ。

これはプロモ価格なので幾分安すぎるが、だいたいは36ユーロから50ユーロ程度が相場だ。

9ユーロのプロモ価格で購入できれば、日本円にして1000円を少し超えるぐらいの運賃で済む。

所要時間は3時間半から4時間程度なので、それほど負担にもならない。

その分、便数も多く、購入するタイミングによって価格差が大きくなっている。

例2.パリからデュッセルドルフまで

 ドイツ、いやおそらくヨーロッパで最も日本人が多く居住しているのがデュッセルドルフ

もちろんパリからバスで行くことができる。

料金相場はプロモーションがなければ片道27ユーロ。往復で購入すれば50ユーロとなる。

所要時間は8時間程度で、2017年現在では朝11時発夕方18時55分着の便と、夜23時発朝6時着の便がある。

ヨーロッパの節約旅行で夜行バスを使うときの注意点ーホテルのチェックイン・アウトのタイミングは大丈夫か?

ただでさえ料金が安いヨーロッパのバス、夜行便を利用すれば実質ホテル代も1泊浮かせることができるので非常にお得である。

もちろん、夜行バスで熟睡は難しいし、慣れない海外のバス旅行は日本よりも疲れてしまう。

おまけに、もうひとつ厄介な問題がある。

それは、ホテルのチェックイン・チェックアウトの時間のタイミングである。

パリ発着の夜行バスは大抵が夜の22~24時に出発し、朝の5時~7時に着くというパターンが多い。

ホテルのチェックインは早くても午後過ぎだし、チェックアウトは遅くても正午なので、手持無沙汰になってしまう時間が発生するリスクがある。

特に冬の場合は早朝にすることがないというのも辛いし、時間をつぶそうにも駅の喫茶店ぐらいしか目ぼしい場所がない。

また、節約旅行の場合は荷物も少ないと思うが、もし荷物が多ければその分移動や待機も辛くなる。

例えば、夜の23時にパリを出発し、朝の6時に目的地に到着したとしよう。

出発日のホテルのチェックアウトが11時なら、12時間もどこかで時間をつぶす必要がある。もちろん昼間は観光してればよいが、荷物を抱えたままの移動は疲れるし、その後に夜行バスというのもなかなか厳しいものがある。

また、朝6時に現地に到着した場合、駅などのカフェで時間をつぶすことになるが、ホテルのチェックインが13時だとしても、7時間も待たなければいけない。

観光地を回るにしても、夜行バスの後にずっと動き回るのは疲れる。

ホテルを利用するのであればバスは日中の便の方が楽か。

時間を節約したいなら鉄道を選ぼう。時間をお金で買うべし。

バス旅行のメリットはとにかく価格が安いことに尽きる。

特にプロモ価格で購入するなら、鉄道の半額以下で移動できることも多い。

そんなバスだが、疲労という問題、ホテルのチェックイン・アウトのタイミングが合わないという問題に加え、三つ目のデメリットがある。

それは、やはり時間がかかってしまうということである。

例えば、ブリュッセルならバスは3時間半から4時間で到着するが、TGVという高速鉄道を利用すれば1時間50分程度で到着する。

ほぼ半分である。

ブリュッセルはパリから近いのでそれほど問題ではないが、これがドイツのデュッセルドルフやフランフルトになるとその差は大きくなる。

ベルリンやスペイン、イタリアなどのパリから遠い都市や国になると、バスの旅はほとんど苦行に....。

時間がある人ならいいが、短期旅行だと時間の損失は痛い。そんなときは、節約旅行とは言え、やはりお金を出して鉄道や飛行機のチケットを購入した方がいい。

また、バスは都市によっては日中の時間に移動できるものもある。

その場合、午前中出発、夕方到着というパターンが多いので、ホテルのチェックイン・アウトのタイミングを気にする必要はない。

格安バスを利用するか、鉄道を利用するかは、予算と時間、体力、それからホテルのチェックイン・アウトのタイミングを考えて決めてほしい。

格安バスの予約ならEurolinesがおすすめ。

もし、ヨーロッパの格安都市間バスを利用したいなら、Eurolinesというサイトがオススメである。

日本語がないのが残念だが、慣れれば英語で簡単に検索してバスの切符を購入することができる。

支払いはクレジットカードだけでなく、Paypalでも可能。

切符はeチケットタイプなので、ダウンロードして日本で印刷しておけばOKだ。

 

 

 

海外のATMでキャッシングでお金を引き出すのが交換レートが良い。しかし、パリのATMではヒッタクリに注意。

キャッシングと聞くと、普段から節約して貯蓄や投資に励む人々には無用なものかもしれないが、海外旅行では欠かせない。

海外で現金が足りなくなった場合、キャッシングすれば現地のATMからでも現金を引き出すことができる。

しかも、為替の交換レートが普通に両替するよりもお得な場合が多いという特典つき。

海外では大金を持ち歩くのはあまり勧められないので、普段はキャッシングに無用な方でも、こういう手段もあることは知っておいてほしい。

従って、所有するクレジットカードの一枚ぐらいには、30万円でもよいのでキャッシング枠をつけておくといざというときに便利である。

パリのATMは至る所にある

パリ市内では至る所にATMがあるため、ATMが見つからないと言って歩き回る羽目になることはない。

特に大通りではすぐに見つかるだろう。

日本人がよくエリアなら、オペラ座周辺にあるリヴォリ通りにATMがある。クレディ・リヨネという銀行のATMで、留学生や駐在員などパリに滞在する日本人御用達の銀行である。

キャッシングの行い方は簡単。

普通にカードを差し込み、キャッシングしたい金額を選び、暗証番号を入れるだけである。

帰国した後はすぐに返済すること。キャッシングの利息は高く、最大で18%も利息がかかる。1万円を借りた場合、1年後に返済すると利子も含めて11800円返す必要がある。

額にもよるが、帰国してすぐに返せばほとんど利息はかからないので、上手く使いたい。下手な場所で両替するよりも、総額では安くなることもザラだ。

ちなみに、キャッシング枠のあるクレジットカードの裏面に「PLUS」というマークがあれば、海外の多くのATMに対応していることを示している。

大手カード会社のカードであれば大抵はついているはずだ。

パリのATMではヒッタクリに注意

パリはスリやひったくの街である。

街中で不用意にサイフやスマホを出して歩いていると、あっさりと盗まれてしまう危険がある。

特にATMは要注意。それも、オペラ座周辺など、観光エリアのATMほど注意したい。

お金を引き出す場合は、ATMを操作しつつ、さりげなく左右を確認しよう。

このポーズだけで、スリには「俺/私は気を付けているぞ」という合図を送ることになる。スリも警戒している人間を敢えて狙うことは少ない。

特に、お金を手にしたときは最高レベルで警戒しておきたい。

実際に著者が聞いた話では、オペラ座近くのATMでお金を引き出した日本人女性が、お金が出てきた瞬間にスリにひったくられたことがあったようだ。

もう一つの恐怖―カードが出てこなくなる

これは現地在住の日本人女性から聞いた話である。

日本のクレジットカードでキャッシングしたわけではなく、現地の某銀行のキャッシュカードを利用してお金を引き出そうとしたときの話だ。

その方、なんとキャッシュカードを入れた瞬間、ATMが反応しなくなり、カードも機械に飲み込まれたままになったとのこと。

幸い、その女性はフランス語が達者だったので、すぐにATMの管理会社に連絡してことなきを得たそうだ。

しかし、フランス在住でフランス語が分かる人だったら良いものの、旅行中でフランス語が分からない私が同じ目に遭ったらと思うと背筋が寒くなる。

海外のATMでキャッシングでお金を引き出すときは、こういうリスクもあることに気を付けたい。もちろん、スキミングなどの犯罪も同様である。

パリのメトロの駅間の距離は近いー1駅、2駅なら歩いても全くOK。節約旅行なら歩こう

東京だとJRでは駅と駅の間は遠い。

比較的近い印象のある地下鉄でもそれなりの距離を歩くことになる。

短いと言われるJR日暮里駅と西日暮里駅の間でも500m以上あり、1km以上離れているケースもザラだ。

従って、一駅分の切符をケチって歩くと、よほど歩くのが好きではない限り途中で後悔することになる。

一方、パリの場合は、地下鉄の駅と駅の間はかなり距離が短く、数百メートルしか離れていない。

パリのメトロの駅間距離は平均300メートル!

Wikipediaの情報によると、駅と駅の距離は平均で300mというから、とても短いことが分かるだろう。

300メートルくらいなら歩くのも苦にならないし、むしろ日本と違った街並みをじっくりと観察できるのでオススメ。

もちろん、切符代も節約することができる。

特に夏の晴れ間は気持ちよく、最高の気分に浸ることができる。

パリのメトロの切符料金ー普通に購入すれば一枚1.9ユーロ

パリの地下鉄の切符は、1枚だけ購入すると1.9ユーロ。1ユーロ=120円で計算すると、228円になる。

長距離を移動するならともかく、数百メートル移動するのにこれはもったいない。

それに地下鉄の階段をのぼり降りして電車を待つぐらいなら、歩いてしまった方が早い場合もある。

地下鉄の切符は、カルネと言って10枚つづりで購入することもできる。

大人なら14.5ユーロ、一枚あたり1.45ユーロとかなり割安になるのでオススメ(2017年の情報)。

確実に10回以上地下鉄に乗るというのであれば、買っておいて損はない。

他にも1日乗車券があり、パリ市内のみのいちばん安いタイプなら7.3ユーロで購入できる。

1日に6回以上地下鉄を利用するのであれば、1日乗車券の方がお得だ。

パリの交通事情についてちょっと勉強―メトロ、RER、ゾーン

パリの駅はゾーンによって区分されている。

エスカルゴと言われているパリの中心エリアはゾーン1-2となり、一番料金が安い。地下鉄の駅もほとんどこのゾーン内で、料金は一律となっている。

地下鉄は1番線から14番線まであるが、何回乗り換えしても料金は同じである。

ゾーン1-2から外に広がるように、ゾーン1-3、1-4、1-5となり、ゾーン1-5はシャルル・ドゴール空港も範囲内になる。

ゾーン3以上に行くには、メトロではなくRERという電車を利用することになる。この場合、メトロと違ってゾーンによって料金が変わるので、しっかりと把握して切符を買いたい。

普通に観光するだけならゾーン1-2のエリアしか行かないので、普通に切符を買うだけならゾーンは気にしなくても良い。

RERは乗り越しに注意ー罰金は30ユーロ

メトロの場合は全区間同一料金なので心配する必要がないが、RERはゾーンごとに料金が異なるため乗り越しに注意したい。

日本のように親切な乗り越し精算機があるわけではないので、最初の購入時に正確に切符を買っておかなければならない。

もし、区間以下の切符しか持っていないことが見つかると、30ユーロの罰金を命じられしまう。

なかなかの大金だし、ケバブサンドであれば5~6食分になるので、非常に痛い出費となる。

真面目に切符を買ったのに、間違えてしまったばかりに30ユーロ失うのは、節約旅行では最悪の失敗である。

絶対に気を付けよう。

ちなみに、パリでは無賃乗車が横行している。

切符を買わなくても、改札を飛び越えれば、簡単に無賃乗車することができる。

実際、無賃乗車する人の姿は頻繁に見かけるし、メトロの駅員も取り締まり係以外はほとんどスルーしているので、やってみたくなるかもしれないが、これには注意。

メトロでもRERでもときどきコントロールと呼ばれる検札係が入ってきて、切符を持っているかどうかチェックする。もし、無賃乗車が判明すれば、30ユーロの罰金だ。

真面目に切符を買ったときにコントロールに遭遇したら、落ち着いて切符を手渡そう。あなたは悪いことをしたわけではないので、焦る必要はない。

歩けば道も覚える

パリは19世紀に大規模な都市改造を行ったこともあり、道は整然としているため、何度も歩けば道を短期間であっても覚えることは可能だ。

日本の生まれ故郷や現在住んでいる街以外に、外国の街の道を覚えているというのはなかなかいい気分なので、ぜひ試してみてほしい。

特に繰り返し歩いた道は、日本に帰ってからでも思い出すこともできる。

 

節約旅行でフランスを旅するならこそスリには気を付けたい。

節約旅行とは決して金をケチることを至上の価値とするのではなく、自分の使いたいところにはしっかりとお金を使い、逆に重要でないところは最小限の出費で抑える、いわばコスパの最大化が目的である。

従って、節約旅行にとって最大の敵は、自分が価値を置かないものに許容範囲以上のお金を使ってしまうこと。

その意味では、スリによってサイフやスマホを盗まれてしまうのは最悪の事態でしかない。

パリはスリの街。特に日本人は狙われる

最近ではテロリストの銃撃など、本当に危険なイメージがついてしまったパリだが、元々はスリやヒッタクリなどの軽犯罪がやたらと多い街として悪名をはせていた。

対テロで警備が厳重になっている現在も、これは変わっていないと思う。

特にスリは要注意。

ルーブル美術館周辺やオペラ座前など、定番の観光名所ほど危険スポットになる。

残念ながら日本人、それも女性ほど狙われる傾向にある。

あなたがスリなら、手ぶらの屈強なヒゲズラの男と、手さげかばんを下げた華奢な女性なら、どちらを狙うか考える間でもないだろう。

スリ対策の基本①―サイフは簡単にスラれない場所に。

ゆったりとしたジャケットのポケットや、口の開いた鞄などにサイフを入れていると、スリに狙ってくださいと言っているに等しい状態である。

スリを生業にしている人間はこちらの想像以上の技術を持っているので、すぐにスラれてしまう場所にサイフを入れていると、一瞬で抜き取られてしまう。

ホテルに帰ったときや、レストランで支払いの段になってサイフを盗まれたことに気づくのは最悪以外の何物でもない。

鞄にサイフを入れるならしっかりと口を閉じられるものにしよう。

また、サイフをポケットに入れるなら、ズボンの両サイドのどちらかのポケットに。

日本では、ズボンの後ろポケットにサイフが半分顔を出した状態で入れている人もいますが、フランスでこれをやるのは最悪の自殺行為だ。

また、意外と盲点なのがリュック。

リュックを背負ったときに、後ろ側に位置する部分にサイフを入れると、簡単にチャックをあけられて盗まれてしまいます。

スリ対策の基本②―サイフは鞄やリュックの奥深くに仕舞い、ポケットに少額のお金を入れておく。

パン屋でフランスパンを買ったり、レストラン・ラピッドでケバブサンドを注文するぐらいなら、わざわざサイフを出す必要はない。

少額の買い物をするときのために、胸ポケットやズボンのポケットに小額紙幣や小銭を入れておくと便利な上に、スリ対策にもなる。

そもそも通りなどの人通りの多いところでサイフを出すのは、それだけでリスクと思っておきたい。

女性で小銭をポケットに入れるのはちょっと、という人は、小銭入れを用意してその中に小銭や小額紙幣を入れるのも良い。

大きなお金やカード類を入れたサイフは、荷物の奥深くにしまうのがスリにサイフを盗まれないための基本。

とは言え、鞄ごと盗まれてしまっては元も子もない。

そこで今度は、ひったくり対策も重要になる。

スリよりもたちが悪いヒッタクリ

スリはこちらの気が付かない間にサッとサイフを盗んでいくので、身体的な被害を負うことは稀である。

しかし、実力でカバンやスマホをかっぱらうヒッタクリは、最悪の場合には転倒したりしてケガをしてしまう可能性もある。

また、精神的に受けるショックも少なくない。せっかくのフランス旅行を嫌な思い出にしたくなければ、ひったくりにはとにかく気を付けよう。

ヒッタクリ対策①―肩かけカバンは使わない。

女性は老若男女ともわず真っ先にヒッタクリのターゲットにされてしまう。

特に、肩かけカバンを下げている女性が狙われる。

最悪なのは、車道の側の肩にカバンをかけている場合である。これはフランスに限った話ではないが、バイクや自転車で追い抜き際にサッとひったくられてしまう。

もし肩かけカバンを使うしかないのであれば、両手でしっかりと保持し、建物側の肩にかけるようにしよう。

服装によっては難しいかもしれないが、理想的にはやはりリュックサックが安全である。

ヒッタクリ対策②―人込みの中でスマホを出さない

日本ではながらスマホは他の人とぶつかるので危ない、と言われているが、フランスではヒッタクリに合うという意味でも危ない。

最近ではWifiが充実しているので、フランスでも日本と同じように通信できるし、観光名所では写真撮影も行える。

それでも、人の往来があるところでは可能な限りスマホを出さないようにしよう。

スマホは鞄についで人気のヒッタクリ対象だからである。

鞄と違って、片手でサッと取りやすいというメリット(?)もある。

著者の知り合いから聞いた話では、アジア系の留学生の女の子が、地下鉄の電車の中で座ってスマホをいじっていたら、なんと駅についてドアが開いた瞬間にヒッタクリに遭ったという。

もちろん、彼女はある程度周囲に気を付けていた上でスマホを使っていた。

観光名所や地下鉄の中などは特に注意したい。

 

フランス格安旅行ならフランスパン食うよな?美味い上に食費の節約にもなって至高。

フランス料理と言えば、豪華で美味しい、という印象があると思うが、では具体的なメニューは?と聞かれて答えられない人も少なくない。

それでも、フランスパンを知らない人はいないはず。

実際、フランスパンはフランス人の白米、つまり主食とでもいうべき存在で、組合が頻繁にストライキを起こすフランスでも、パン屋だけは起こさないという噂もあるほど。

せっかくフランスに行くのであれば、一度くらいはフランスパンを食べておきたい。

しかも、フランスパンは1本1ユーロから2ユーロととても安く、おまけに1本買えば朝、昼、晩の3食の主食になるというコスパの良さが魅力である。

普通の旅人にもオススメだが、限界までコスパを高めた節約旅行する場合には必要不可欠な存在である。

フランスパンの買い方①ーパン屋で買う

フランスパンはいろいろな場所で買うことができるが、いちばんの基本はやはりパン屋。

例えばパリなら、いたるところにパン屋があり、店や曜日によって異なるものの、朝5時くらいから夜10時近くまで営業している店もある。

フランスパン以外にも、クロワッサンやチョコパン、ケーキやマカロンなども置いているので、手っ取り早く炭水化物と糖分を補給したい場合はオススメ。

パン屋でフランスパンを買う方法

慣れないと、フランスのパン屋でパンを買うのはちょっと難しいかもしれない。

他に買い物客が多ければずらっと列ができているし、常連客が店主と楽しそうに話し込んで無意識的にプレッシャーをかけてくる場合もある。

他に客がいない場合は、狭い店内で店主と二人きりに...。

しかし、フランス語はおろか、英語もロクにできない著者でも注文できるているので、ぜひ勇気を出して挑戦してみてほしい。

そのために必要な知識を軽くまとめてみた。

まずはボンジュールと挨拶を。

日本では個人営業の店の馴染み客でもない限り、店員と客が親しく挨拶を交わすことは少ないが、フランスではどんな場所でも店員と客は対等な存在(場合によっては、店員の方が偉い場合も)。

したがって、店に入って顔があったときや、レジで顔があったときはボンジュールと挨拶するのが基本。

これを怠ると、冷たい対応をされヘコんでいしまう可能性があるので、恥ずかしがらずにしっかりと挨拶するようにしたい。

ボンジュールの発音は「ボンジュー」とルを言わないように発音すれば何とか通じる。本当はルの部分は、カエルが鳴くような音になるみたいだが、フランス語を習った経験がなければ無理に発音する必要はなし。

フランスパンを注文するときは「ユヌ・バゲット・シルヴプレ」と。

フランスのパン屋で注文するのが難しいのは、日本のパン屋のように自分でパンをトレーにのせてレジまで持っていくのではなく、レジの店員に直接注文するケースが多いからだ。

何とか挨拶をクリアーしたとしても、次に待ち構えているのはより大きな困難だ。

とは言え、ボンジューとコミュニケーション取れた人であれば、注文も難しくはない。

覚えておきたいのは、「ユヌ・バゲット・シルヴプレ」の3語のみ。

ユヌは「一つの」、バゲットは「フランスパン」、そしてシルヴプレは英語のプリーズ、つまり「お願いします」という意味。

特に重要なのは「ユヌ」。

なかなか日本語にない音ではあるが、はっきりと発音するようにしよう。数字を表す言葉は大事で、省略は決して許されない。

下手に省いて「バゲット・シルブプレ」と話しかけ、数を聞き返されてしまおうものなら、たちまち苦境に陥ってしまう。

それから、パリ生活を描いた漫画本でも紹介されていたが、日本人が発音すると「ユヌ」がなぜか「ドゥー」に聞こえ、2本のフランスパンを買うハメになってしまうこともあるので注意。

ドゥーとは、「二つの」という意味である。

これは著者もビギナーの頃に経験済みなので、割とあることだと思われる。

恥ずかしがったり、躊躇いがちに「ユヌ」と発音するとこのパターンに陥るリスクがあるので、自信をもってはっきりと「ユヌ」と言おう。

支払いを終えたらメルシー!

注文が終わったら、後は支払うだけである。

日本のように、客に支払い額が見えるレジが必ずあるわけではないので、数字に自信がなければ、予めさりげなく値札を見ておき、自分の頭の中で計算しておこう。

それから、あまりに大きなお札を出すと嫌がられるので、おつりが必要な場合でも小銭で支払うのがベター。

小銭のお釣りは、いきおいよく小銭入れに投げつけられることもあるが、これは別に店員が怒っているのではなく、単にそういう作法なので気にする必要はない。

それからフランスではお釣りを手渡しすることはないので、日本と同じように手を差し出すと気まずい思いをすることになる。

お釣りをもらったら、メルシー!と一言言えばOK。メルシーはもちろん、ありがとうという意味だ。

フランスパンの買い方②ースーパーマーケットで買う

フランスパンは専門のパン屋だけでなく、モノプリやフランプリなどの大衆向けスーパーマーケットでも買うことができる。

他の食材のように棚にまとめて置かれていることもあれば、モノプリの大きな店舗では店内にパン屋のようなスペースがあることも。

専門のパン屋の方が美味しい傾向にあるが、スーパーマーケットのフランスパンも十分に美味。

スーパーマーケットではチーズやハム、パテなどのフランスパンに合うオカズも一緒に購入できるので、面倒くさがりにはオススメ。

もちろん、スーパーマーケットで上手く節約することができれば、日本と変わらない支出で昼食や夕食を取ることもできる。

固くなったフランスパンは口の中を切ることもあるので要注意!

フランスパン1本はかなり大きいので、1回の食事で全て食べてしまうのは大の男でも難しい。

というわけで、朝、昼、夜と何度かに分けて食べるわけだが、ここで注意したいことがある。

朝買ったときは柔らかいフランスパンも、時間が経つと次第に硬くなってくるのだ。

個々人の好みにもよると思うが、著者の場合は、12時間以上経過したフランスパンはなかなか食べるのが辛い。

というのも、あまりにも固くなっているため、食べていると口の中を切ってしまうこともあるからだ。(経験済み)

というわけで、購入後はなるべく12時間以内に全て食べることにしたい。

もちろん、スープなどを用意できるのであれば、固くなったフランスパンをスープにちぎって食べてしまうというエレガントな方法もある。

スーパーマーケットには紙パックに入ったスープがたくさん売られている。

フランス語が分からなくても、絵や写真付きのものが多いので、なんとなくで選んでもハズレは少ないはず。

ホテル滞在の場合、フライパンや皿がないので調理は困難かもしれないが、もし調理設備のある宿泊施設に泊まるのであればぜひ試してみたい。

 

 

【オルセー美術館】パリの美術館を無料で巡りたいなら、第一日曜日をスケジュールに入れるべし【ルーブル美術館】

パリを旅行するなら、目玉は美術館。

日本の美術館でもたまにルーブル展やオルセー展をやっていますが、本場の美術館はやはり雰囲気などが違います。

しかし、節約旅行の場合、意外と美術館の入館料が高くなってしまうという問題があります。

中世美術館やギメ美術館などのそれほどメジャーでない美術館であれば10ユーロを超えることはありませんが、オルセーやルーブル、ケ・ブランリーなどの人気美術館は10ユーロ以上かかります。

3,4件と周ると50ユーロを超えてしまう可能性が高いです。

ミュージアムパスも結構高い。2日券で50ユーロ近く!

それでは有効期間中はほとんどの美術館がフリーパスとなる、ミュージアムパスはどうか?

いちばん安い2日有効のタイプでも、48ユーロほどかかり、ほぼ50ユーロかかります。

それに、パリの美術館は軒並み規模が大きく、中世美術館やギメ美術館などの中規模の美術館でもまともに観覧すれば半日以上かかります。

ルーブル美術館ともなれば、1日では半分も見切れないでしょう。

つまり、50ユーロ支払って2日有効のミュージアムパスを買っても、有意義に使えない可能性の方が高いわけですね。

第一日曜日なら多くの美術館が入館無料に!

先にも書きましたが、基本的に作品数が多いパリの美術館は、まともに見ようと思えば1日に2館程度が限界です。

オルセーやケ・ブランリーなどの規模が大きい美術館であれば、1日に1館程度が限界...。

見たい作品だけを見ることにし、何件も美術館をはしごするのはどうか?

ミュージアムパスを使わなければやたらとお金がかかりますし、ミュージアムパスを使ったとしても、メトロ(地下鉄)と徒歩の移動で、結局はあまり回れないでしょう。

それならば、1日に2館、あるいは1館と絞ってじっくりと見るのが疲れず、お金も減らない経済的な楽しみ方です。

そして、スケジュールの調整が可能であれば、第一日曜日に美術館巡りを入れるようにするとなおお得です。

第一日曜日はほとんどの美術館が無料公開日となっており、一銭もお金を支払うことなく閲覧することができます。

フランスの納税者に悪い気はしますが、その分レストランなどでお金を落とすようにしましょう。

ルーブル美術館は第一日曜日でも無料にならない期間もあり。無料になったとしてもやたらと混むのでオススメはしない

ちなみに、第一日曜日が無料公開日だからと言って、ルーブル美術館を選ぶのはやめておいたほうがよいです。

ルーブル美術館はやはり一番人気だけあって、朝からものすごい混雑します。入館にも時間がかかりますし、モナリザやナポレオンの戴冠式などの目玉作品の前は人だかりでゆっくり観察なんて夢のまた夢です。

また、無料で混雑しているということは、スリも活発になります。

従って、第一日曜日の無料公開日であれば、他の美術館がオススメ。ルーブル以外なら、比較的空いているようです。